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医療系国家試験の微生物・免疫学分野の出題傾向を分析する

医師・歯科医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師・歯科衛生士などの国家試験から生物・微生物・免疫学の問題を集めて受験生に役立ててほしいという趣旨です。出題傾向の分析や予想もしていきたいです。

インフェクションコントロールチーム(ICT)に関する問題

インフェクションコントロールチーム(ICT)をご存じですか?

 

ここ数年で、各国家試験でICTに関する問題がよく出ているようです。

他の国家試験<歯科医師・?・>でも、いずれ出るかもしれませんね。

ちなみに、歯科医師の国家試験出題基準には、入っていると思います。<要確認>

 

概要の詳細は、こちらを御覧ください。

「感染防止対策等に関する平成28年度診療報酬改定に係わる資料」

↓少し古いですが、スライド形式で分かりやすいです。

 感染防止対策加算の説明資料(平成22年診療報酬改定時)

 

ICTに関する問題の例

 医師国家試験 2016年

110C11.院内感染対策チーム<ICT>で正しいのはどれか。

a 薬剤師はチームに入らない。

b 専従医師の配置が必須である。

c 感染患者の治療に強制介入する。

d 院内の感染症サーベイランスを行う。

e 感染症アウトブレイクに際して結成される。

 

<解説>

a 医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師などで構成されます。

b 「感染防止対策加算1」という最も加算の多い場合でも、専任の上記の職種のうち、「医師または看護師のうち1名は専従」が要件となっています。ですので、専従医師は必須ではない。(専従とは業務のうち該当業務が80%以上、専任とは50%以上従事することを意味するそうです。<要確認>)

c 強制介入するわけではなく、院内感染を防止したり、原因を探ったりします。

e 常設されています。

 よって、答えはdとなります。

 

薬剤師国家試験 2015年

問85 感染制御チームにおける薬剤師の役割として適切でないのはどれか。1選べ

1 病棟ラウンドへの参画

2 注射薬の無菌調製の推進

3 使用済針のリキャップの推進

4 耐性菌などの感染関連情報の収集・提供

5 TDM による抗菌薬の投与設計

<リキャップはあかんでしょう、ということで、それ以外は正しいことになります。>

 

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